STEPNの将来性はどうなの?
今後、GMTは上がるのか?
今のところ、STEPNの将来は明るいよ。
だけど、今後の動向は逐一チェックしていくのがよさそうだ。
GMTの価格予想
以下の記事によると、2023年には$4.345、2024年には$5.006、2025年には$13.019、2030年には$127.661となる予想です。
2025年から上がりすぎですね笑
STEPNとは
STEPNは歩いたり、走ったりすることでGSTというゲーム内トークンを稼ぐ、”Move & Earn(運動して稼ぐ)”のNFTゲームです。
STEPNアプリゲーム内で購入できるNFTスニーカーを装備して歩いたり、走ったりすると、GSTというゲームトークンを稼ぐことができます。稼いだGSTを使ってスニーカーのレベルを上げてステータスを上げたり、スニーカーを修理したりできるようになっています。
STEPNは運動することで健康的に仮想通貨を稼ぐことができる、”Move & Earn”プロジェクトです。
「歩くだけで仮想通貨が稼げるなんて怪しい」「都合が良すぎる」といった意見もあるが、現代が抱える深刻な運動不足を解決するためにスタートアップ企業がSTEPNプロジェクトを立ち上げたようです。
実際に稼げるようで、「画期的なプロジェクト」「将来、歩くことが仕事になる日が来る」といった声もある一方で、「初期費用が高い(2022年5月15日現在で約87,580円〜)」「楽に稼げるから依存しすぎて稼げなくなった時が怖い」といった声も上がっている。
GMTとは
そもそもGMTとはSTEPNのガバナンストークンです。
2022年3月17日に大手仮想通貨取引所のバイナンスに上場しており、話題となりました。
GMTは総発行量が決まっており、60億GMTまでとなっています。
仮想通貨は日本円のような法定通貨と同じように供給量が多くなりすぎると、価格が下落することから、総供給量が決まっていると価格を安定させることができると期待されます。
ビットコインも総供給量が決まっている仮想通貨です。
対して、STEPNのゲーム内トークンである、GSTは総供給量が決まっていないので供給過多になって、価格が急落する可能性があります。
また、トークンが供給過多にならないように「バーン(焼却)」と呼ばれる仕組みもあります。
これは、自社でトークンを買い戻して、トークン一枚の価値を高める仕組みです。
2022年4月2日にSTEPNはGMT初のバーンを行なっています。
バーンを行う際にはトークンを買い戻すための費用が必要となりますが、STEPNは2022年2022年1月〜3月で約33億円の利益を上げていると発表しており、そこからバーンの費用を捻出する方針です。
GMTは2022年3月〜4月に急騰しており、それに伴ってSTEPNの参入者も急増しました。
以下、STEPNの総ユーザー数です。
引用:https://dune.com/0xpineapple/StepN
ユーザー急増からGMTの供給過多が懸念されましたが、バーンも行われることから価格の安定も期待されます。
バイナンスによるIEOと戦略的投資
大手仮想通貨取引所のバイナンスは2022年3月にSTEPNのIEOを行いました。
IEOとは
取引所が仮想通貨プロジェクトを支援すること。
仮想通貨のトークン販売、資金調達、コミュニティーの形成など、取引所を通してプロジェクトを支援する。
IEOを経て販売されるトークンは取引所による厳正な審査を通過していることから、信頼性のある仮想通貨であると考えられます。
とりわけ、バイナンスのような世界でも最大手の仮想通貨取引所のIEOを受けていることは、高い信頼性を得ていると言ってもいいでしょう。
さらに、バイナンスは2022年4月6日にSTEPNへの戦略的投資を発表していることも話題となりました。
ここまでバイナンスがSTEPNを支援するのには、STEPNの急成長が関係しているとのことです。
バイナンスは「STEPNはここ数ヶ月で100倍もの成長を遂げている」と説明しています。
以下、バイナンスのVC部門責任者のBill Qian氏の発言です。
「Move-to-Earn(運動して稼ぐ)」がWeb3.0のトレンドとして台頭する中、STEPNはユーザー数の急増で業界に貢献している。運動のゲーム化はブロックチェーン技術に対する関心を募らせ、仮想通貨・ブロックチェーン業界の主流化を加速してくれるだろう。
https://coinpost.jp/?p=337934
また、これだけでなく、2022年1月にアラメダ・リサーチやセコイアキャピタル、ソラナ・ベンチャーズなどからも6億円の資金調達を実現しており、数ある”Move to Earn”プロジェクトの中でも非常に信頼できるプロジェクトであると言えます。
アラメダリサーチは世界でもトップクラスの暗号資産のベンチャーキャピタルです。
ベンチャーキャピタルとはベンチャー企業に投資する会社のことです。
セコイアキャピタルはシリコンバレーの老舗ベンチャーキャピタルとして知られており、AppleやGoogle、Zoomに投資してきた有名なベンチャーキャピタルです。
ソラナ・ベンチャーズはソラナ・ラボの投資部門であり、STEPNのスニーカー購入でも使われているSOL(Solana)はソラナ・ラボが開発する仮想通貨です。
このSolanaは開発からたったの1年半という短い期間で時価総額第6位(2022年4月21日時点)という凄まじい成長を遂げて注目を浴びている仮想通貨です。
Solanaは他のブロックチェーンよりも高速・低コストであり、将来的には「ブロックチェーン開発の王様」と呼ばれるイーサリアムに匹敵するほどのポテンシャルを備えていると言われているほどの注目度です。
STEPNの今後
STEPNと同じ”Play to Earn”ゲームであるアクシーインフィニティでは、ユーザーが急増しすぎて仮想通貨がバブルを起こし、新規参入者が入ってこられないほど、初期費用が高騰してしまったことがあります。
アクシーインフィニティはこれをきっかけに衰退していくわけですが、STEPNにも同じことが起きることが懸念されています。
それを防ぐためにSTEPNでは2022年4月から招待制を採用しています。
新規のプレイヤーを減らすことによって、仮想通貨の高騰を緩やかにするのが目的です。
過去の失敗を防ぐための施策がしっかり打たれていることも、STEPNが信頼される要因となっているでしょう。
今後もGMTの価格維持のためのバーンや招待制の導入によって、価格の安定が保たれると考えられます。
大手仮想通貨取引所や大手のベンチャーキャピタルからの支援もあることから、STEPNの将来は比較的明るいと言えるでしょう。
しかし、仮想通貨市場もSTEPNプロジェクトもまだまだ歴史の浅い、駆け出し段階です。
今後の動向には逐一、目を離さずにチェックしていくことが大切です。
STEPNプロジェクトの背景には、大手の取引所や投資会社の支援があったんですね。
期待される理由がわかりました。
でも、まだまだ成長途中のプロジェクトであることも認識して今後の動向を見守っていきたいです。
そうだね。
STEPNには仮想通貨市場の色々な会社が関わっているから、仮想通貨全体のことも学んでおくと、今後の動きもわかりやすくなると思うよ。
少し視野を広げてSTEPNを見守っていこう。
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